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中学受験の費用は総額いくら?学年別の塾代相場と内訳【2026年版】

「中学受験を考えているけど、塾代が高いと聞いて不安……」「実際のところ、3年間でいくらかかるの?」

そう感じている保護者の方は少なくありません。中学受験の費用は、月謝だけを見ていると思わぬ総額になりがちです。季節講習・模試・教材費・直前期の特訓講座を合わせると、想像以上の金額になることも珍しくありません。

この記事では、学年別の月謝の目安から費目ごとの内訳、大手塾の具体的な費用例、費用を抑えるための選択肢まで、中学受験にかかる費用の全体像を整理します。予算計画を立てる際の参考にしてください。

ℹ️ この記事でわかること

  • 中学受験の塾費用が3年間で総額いくらになるかの目安
  • 学年別の月謝の目安(4年生→6年生でどう増えるか)
  • 月謝以外にかかる費目(季節講習・模試・教材・直前期オプション)
  • 大手塾の具体的な費用例と、費用を抑える考え方

中学受験の費用は総額いくら?

中学受験専門塾(SAPIX・日能研・四谷大塚など)に4年生から6年生まで通うケースを想定すると、塾費用の総額が100万円以上になることは珍しくありません。季節講習費・模試代・教材費を含めると、そうなりやすい構造があります。なお、この総額は中学受験に特化した公的統計が存在しないため、後述する各塾公式の月額授業料を通塾月数分で合算した編集部の試算です(2026年7月時点)。

100万円以上 4〜6年生の塾費用総額(編集部試算)
2万→6万円 月謝は4年生から6年生で大きく増加

以下は、費用の構成要素と大まかなボリューム感の概観です。

費目時期・頻度目安のボリューム
授業料(月謝)毎月学年によって大きく増加
入塾金入塾時数万円前後(塾・時期による)
季節講習費春・夏・冬の年3回1回あたり数万円〜十数万円
模試・テスト費年数回〜10回以上1回数千円 × 回数
教材費適宜テキスト・問題集など
特訓・オプション講座主に6年生の直前期数万円〜十数万円

月謝だけを見て「なんとかなる」と思って始めると、季節講習や直前期の費用で想定外の出費が発生しやすいです。年間・3年間の総額で見積もることが、無理のない受験計画の第一歩です。

⚠️ 月謝だけで判断しない

中学受験の費用は、月謝以外に季節講習費・模試代・教材費・直前期のオプション講座がまとまってかかります。「月謝 × 12ヶ月 × 3年」だけで試算すると大きく不足するため、必ずこれらを含めた総額で見積もってください。


学年別の塾代の目安

中学受験専門塾は、学年が上がるにつれて授業回数・授業時間ともに増えるため、月謝も段階的に上がります。塾によって金額に幅があるため、以下では大手2塾の公式月額授業料を「下端(日能研)」と「上端(SAPIX)」として並べ、相場の幅を示します。いずれも公式サイトで確認した税込・年度表記の実数です。

学年日能研(税込・4科の例)SAPIX(税込・2026年度)
小学4年生24,200円(Wコース)45,650円
小学5年生31,020円(Wコース)57,750円
小学6年生37,180円(Wコース)〜49,060円(G・Rコース)66,000円

日能研はコース(W/G・R)や受講科目で月額が変わります。上表はいずれも公式サイトに掲載の授業料です。地域・コース・受講科目によって金額は異なるため、正確な金額は各塾の公式サイトまたは個別相談でご確認ください。(出典:日能研公式・SAPIX小学部公式/2026年7月14日確認)

同じ学年でも塾やコースで金額に幅があり、いずれの塾でも学年が上がるにつれて月謝が段階的に増える構造になっているのが特徴です。「最初は安いから始めてみよう」と入塾した後に費用が想定外に増加しやすいため、3年間の推移をあらかじめ確認してから入塾判断をすることをおすすめします。


費用の内訳:月謝以外にかかるもの

月謝は費用全体のうちの一部にすぎません。費目ごとの内容を把握しておくと、年間総額の見積もりが立てやすくなります。

入塾金

入塾時に一度だけ支払う費用です。塾によって金額や有無が異なります。学年によって金額が変わる塾もあります(詳細は「大手塾の費用例」で後述)。

授業料(月謝)

毎月の基本料金です。学年が上がるにつれて増加します。多くの塾では授業料のほかに、施設費・管理費・教材費が別途かかる場合もあるため、「月謝」として提示される金額に何が含まれているか確認が必要です。

季節講習費(春・夏・冬)

年3回の季節講習は費用がまとまってかかる時期です。夏期講習は特に講習期間が長く、費用も高額になりやすい傾向があります。塾によっては参加が実質的に必須のカリキュラム設計になっているため、「任意オプション」として軽く見ていると誤算が生じます。

模試・テスト費

進捗確認と志望校判定のために受験する模試は、1回あたり数千円かかります。6年生になると受験回数が増えるため、合計するとまとまった金額になります。

教材費

テキスト・問題集・副教材などが月謝とは別に請求される場合があります。塾独自の教材を使うことが多く、市販品への代替が難しいケースもあります。

特訓・オプション講座(主に6年生の直前期)

6年生の後半から入試直前にかけて、志望校対策の特訓講座・オプション授業が追加で提供されます。参加任意とされていても、周囲の受験生の多くが参加するため、実質的に受講を選ばざるを得ない雰囲気になりやすい側面があります。このオプション費用が6年生後半の大きな出費になるケースが少なくありません。


大手塾の費用例:SAPIX・日能研

大手2塾の公式サイトで確認できた費用例を示します。金額は改定される場合があるため、最新・正確な金額は各塾の公式サイトまたは説明会でご確認ください。

SAPIX(サピックス)の月額授業料

SAPIX小学部の公式サイトに掲載されている月額授業料は、4年生45,650円・5年生57,750円・6年生66,000円(いずれも税込・2026年度)です。中学受験専門塾のなかでも月謝は高めの水準にあります。なお、春・夏・冬の季節講習費はこれとは別途かかりますが、公式の料金ページに季節講習費の金額は掲載されていないため、金額は説明会や公式で要確認です(時期・学年により変動)。

日能研の入会金

日能研の入会金は、公式サイトによると小学2〜3年生で入会した場合11,000円、4〜6年生での入会で22,000円(いずれも税込)です。

模試費用の目安

6年生が受験する日能研の合格判定テスト(合否判定の模試)は、公式サイトによると1回あたり6,050円(4科)・4,950円(2科)です。合格判定テストは前期で全5回など、受験する回数によって年間の合計は変わります。「模試代だけで年◯万円」と一律には決まらないため、受ける模試の回数で見積もることをおすすめします。

費目金額備考
SAPIX 月額授業料(4年生)45,650円税込・2026年度/季節講習費は別途
SAPIX 月額授業料(5年生)57,750円税込・2026年度/季節講習費は別途
SAPIX 月額授業料(6年生)66,000円税込・2026年度/季節講習費は別途
日能研 入会金(小2〜3)11,000円税込・入塾時1回のみ
日能研 入会金(小4〜6)22,000円税込・入塾時1回のみ
合格判定テスト(6年生・1回)6,050円(4科)/4,950円(2科)回数により年間合計は変動

掲載している金額は各塾公式サイトで2026年7月14日に確認した情報です。SAPIXの季節講習費・入室金や、日能研の季節講習費・教材費など公式で金額を確認できなかった費目もあります。コース変更・料金改定の可能性もありますので、最新情報は各塾の公式サイトまたは説明会でご確認ください。


費用を抑える・無理なく続ける考え方

「中学受験を目指したいが、大手塾の費用が家計の負担になる」という場合、以下のような選択肢も検討の余地があります。

通信教育・オンライン教材を活用する

4〜5年生の段階では、中学受験対応の通信教育・オンライン教材を活用することで、大手塾より低コストで基礎力を養える場合があります。難関校を目指す場合でも、基礎固めの時期は通信教育を併用し、6年生から塾に集中投資するという考え方もあります。

通信教育の費用感や選び方については、小学生の通信教育 完全ガイド【2026年版】で整理しています。

個別指導・オンライン個別指導を組み合わせる

集団塾のカリキュラムが子どもの進度に合わない場合、個別指導またはオンライン個別指導を選ぶことで、費用と効果のバランスを調整できることがあります。個別指導の費用・特徴については、個別指導塾の料金と特徴を比較が参考になります。

今の塾月謝(月2〜4万円)に追加で月1〜2万円程度から試せるオンライン家庭教師もあります。無料相談・無料体験から始められるため、費用を確認しながら相性を試せます。サービス別の料金・特徴・向き不向きはオンライン家庭教師・個別指導塾おすすめ比較【2026年版】で整理しています。中学受験に特化した指導(東大オンライン・東大伴走)を探しているなら中学受験のオンライン家庭教師おすすめ比較【2026年版】も合わせてご覧ください。

塾は本当に必要かを改めて考える

中学受験を目指す場合でも、どの塾をいつから始めるかによって総費用は大きく変わります。「なぜ塾に通わせたいのか」という動機の整理から始めることで、必要な費用水準も変わってきます。学習塾は本当に必要か?小学生から通わせる前に知っておくことも参考にしてください。

入塾前に3年間の総額を試算する

入塾前に「月謝 × 12ヶ月 × 3年」に加えて、季節講習費・模試費・教材費・6年生のオプション費用の概算を確認してから判断することで、途中で資金が続かなくなるリスクを減らすことができます。多くの塾では入塾前の個別相談・説明会で費用の詳細を確認できます。


まとめ:早めに総額を見積もり、予算計画を立てよう

中学受験にかかる費用のポイントをまとめます。

  • 3年間(4〜6年生)の塾費用総額は100万円以上になるケースが多い。月謝だけでなく季節講習・模試・直前期オプションまで含めた総額で見積もることが重要
  • 学年が上がるほど月謝は増加する。4年生の月謝2万円台が、6年生では6万円以上になる水準
  • 季節講習・模試費・オプション講座が想定外の出費になりやすい。入塾前に年間スケジュールと費用感を確認しておく
  • 費用を抑える選択肢として通信教育・個別指導がある。段階によって使い分けることも一つの方法
  • 正確な金額は各塾の公式サイト・説明会で確認する。塾・学年・地域・コースによって大きく異なる

中学受験の準備については、中学受験はいつから始める?学年別の準備と親がやるべきことを解説も合わせてご覧ください。


この記事の料金情報は2026年7月14日に各塾公式サイトで確認したものです。費用・料金は改定される場合があるため、最新の金額は各塾の公式サイトまたは説明会でご確認ください。総額の試算は編集部が公式月額授業料を通塾月数分で合算したものです。

出典・参考情報